外来生物図鑑

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日本の外来生物

日本の外来生物―決定版 出版元:平凡社
発売日:2008年4月
ページ:479ページ
編集:自然環境研究センター
監修:多紀保彦
定価:3,570円(税込)
すぐれた図鑑 (2009-08-09)
外来種に関するガイド本はいくつかあるが、この業界は悪い意味で日進月歩。 次々と新しい外来生物が日本に定着しており、既存の本はどれも不十分な内容となっている。 この本は内容が新しいだけでない。 近似種との区別点等、同定に必要な情報が美しい写真とともに掲載されているばかりか、 親切なことに、誤った保全や逆に駆除を避ける手助けとなる日本在来の近縁種の紹介もある。 残念ながら(この本が残念なのではなく、日本の現状が)、 本書の内容では外来生物図鑑としてはまだ物足りないところがあるが、 注目すべき種(世界・日本のワースト種が中心)についてはかなり網羅されており、 とにかく最新最高の図鑑であることは間違いない。
写真を見ながら「こんなにいたのか」と思う (2008-06-07)
美点はとにかくビジュアルなつくりになっていること。哺乳類から植物まで235種が1冊に収められている。写真がすべてきれいなカラー写真なので見かけた生物ならすぐわかるし,ページをパラパラめくっているだけでも楽しい。文献もきちんと記載されているし,解説文も要を得ているので,読んで勉強にもなる。 改めて「こんなにいたのか」という感を強くする。魚類などは直に目にすることは少ないのだが,随分増えているのだろうなと思う。昆虫類などは全部のせたらきっと膨大な数になるのだろう。数の多さだけでなく,「こんな身近なものも外来種だったのか」とも繰り返し感じる。当たり前に目にする生物もかなりある。 外来生物が増えることは,ある意味で自然なことなのかもしれない。でも人為の影響が大きすぎるのはどうなのだろう。いろいろ考えさせられる本だ。 ところで,本書には特定外来生物が全部掲載されている。これらの中には,どう考えても動物園でしか見られないものも含まれている。資料的には重要だろうが,身近な自然を見る助けとするものとしてはどうだろう。大形の哺乳類より昆虫類などの掲載を多くすることも考えられたのではないか。本書の目的をどうとらえるかによって評価の分かれるところだろう。

外来種ハンドブック

外来種ハンドブック 出版元:地人書館
発売日:2002年9月
ページ:390ページ
編著:日本生態学会
監修:村上興正・鷲谷いづみ
定価:4,200円(税込)
外来種だから排除、では済まない (2005-07-02)
ブラックバス問題に端を発した外来種問題。現在では単なる無知や無思慮という枠を越え、意図的な普及までが問題となっている。海外では日本ではおなじみの「鯉」や「葛」も侵略的外来種の代表ですらある。狭い範囲では、西表島のイエネコはイリオモテヤマネコにネコエイズを感染させる外来種とみなされる。生態系の保全は、ヒトという種が自然を利用する生命である以上、自己の生存にも関わってくる重要事項である。とかく魚や昆虫に視点が向きがちな外来種問題だが、植物、無脊椎動物、野生化した家畜などがどのように生態系を破壊するか、大きく概観するために必携の書だと言えるだろう。
外来種とは何か・・・ (2004-02-18)
外来種に興味のある方には、是非おすすめの本です。
第一章 外来種問題の現状と課題について総括
第二章 外来種対策についてどのようにすべきかの提言
第三章 外来種問題の具体的な事例
とにかく、植物から動物・昆虫まで幅広く取り扱っている書籍です。

日本帰化植物写真図鑑

日本帰化植物写真図鑑―Plant invader600種 出版元:全国農村教育協会
発売日:2001年7月
ページ:554ページ
著者名:清水矩宏・広田伸七・森田弘彦
定価:4,515円(税込)
あの花も、この花も、帰化植物! (2005-03-24)
ちいちゃくて、手にとって読みやすい。右開きなのが、私の好みではない。今まで、借りてきた本の中で、唯一『ハゼラン』が載っていた。それにしても、帰化植物だらけだな。
バランスのとれた良書 (2005-03-04)
一種に複数の写真を用いたり、類似種について認識ポイントを分かり易い写真で示すなど種の同定に配慮した今風の写真図鑑。解説は詳細ではないが悪くないと思います。携帯可能なコンパクトサイズでありながら、ハードカバーでしっかりした作りなのも好印象。
帰化植物図鑑の決定版 (2002-08-26)
今までなにげなく見ていた花がもともと日本にはなかった帰化植物(外国産の植物)だったとは。残念でもあり、驚きでもあります。普通の植物図鑑にはあまり出てこないようなものも多く掲載されており、ページをめくっていて時間がたつのも忘れてしまいます。それにしても、種類の多いこと多いこと。したたかに、生息範囲を広げていますね。これから先、日本古来の植物がどうなるのか気になるところです。福井県福井市の限られた地域で見かけた植物も何か気になってしょうがなかったのですが、マンテマの種類とわかりました。やっと安眠できます。
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