危険な生物・植物図鑑
猛毒動物 最恐50

出版元:ソフトバンククリエイティブ
発売日:2008年10月
ページ:224ページ
著者:今泉忠明
定価:1,000円(税込)
- 写真も多く、楽しみながら読める生物学書 (2009-03-01)
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毒性を持つ物質を有する生物に関して、それを投与した場合半数の対象が死に至る量を示す「LD50」という値を用いて、
「人間に対する毒性の強さ」をランキングした書籍。
かつて、幾多のTV番組や書籍で猛毒を持つ生物の評価はされてきたが、
それらのほとんどは「毒性は弱いが、一度に毒を注入する量が多いので危険だ」とか
「死に至る確率は低いが、遭遇する確率が非常に高く、最も危険な動物の一つである」などと
恣意的な解釈が為されてきたものだった。
しかし本書は、「ある生物が持つ毒の、人間に対する毒性」だけを指標にランキングしている。
例えば、日本人にとって遭遇することの多いミツバチやスズメバチ、マムシなどはランキングが低いが、
我々が普段はまず遭遇することの無い○○クラゲだの○○イソギンチャクだのが上位にランキングされている。
つまり、ランク付けに関して恣意性は一切ないのだ。
しかし、その解説については「耐えがたい激痛を伴う」とか「この動物を取り上げた裁判があった」
「こういう伝説があるらしい」「ネーミングはこんな由来だ」
などと、細かい説明や筆者の考えのようなものが記されているし、
それぞれの生物を紹介する美しい写真も豊富であるから、
読み物として充分満足できる内容となっている。
毒性を持つ生物に興味のある方はもちろん、多少の知識欲がある方なら、誰が読んでも楽しい時間を過ごすことが出来ますし、
山や海を訪れる際など、危機対策ガイドブックとしても利用できるでしょう。楽しく役立つ好著であると評価できます。
- 何回もヘビに噛まれた気になっちゃいました!! (2008-12-20)
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50位のタランチュラから1位の○○○○まで、「毒の強い動物ベスト50」をカウントダウンしている、スゴイ本です。
ランキングに入るのはヘビばっかりだろうと思ってましたが、魚介類も多く登場してます。
特に海では、知らない生き物にむやみやたらに触らない方が身のためだとわかりました。
毒の強さは「LD50値」で表されます。実験動物に投与した場合、
その半数が試験期間内に死亡する容量のことです。
これだけでもなんだか恐ろしいのに、「LD50は、0.002mg/kg、つまり1mgで約1万匹のマウスを殺す」なんて記述がいたる所に出てきて、
その威力に驚きです。
また、人が噛まれた話、刺された話も豊富に載っています。
その後の痛み、症状なども詳しく書かれていて、それを読んだら絶対に噛まれたくないなと思いますよ。
写真も豊富で、ヘビやサソリ、クモの毒々しい姿を見るだけでも楽しい(?)かも。
- ありそうで無かった生物毒ランキング (2008-12-12)
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生物毒にはいくつか種類があるが、毒の種類は問わず、
単純に「注入された量が同じなら一番強力な毒を持っている生物は何か」をランキングした本。
毒について検証している本は色々あると思うが、
こういう風に生物毒の強弱について「順位付け」してある本というのはありそうで無かったと思う。
何よりカラー写真やイラストが多いので解説も分かりやすく、
それぞれの生物の生態や生息域、毒についての雑学なども紹介されていて、読み物としても面白い。
ただ残念というか、予想通りだったのは、やはり何気に「蛇」が多いという事(笑)。
ベスト50のうち半数近くが蛇。
あまり知られていない意外な生物に期待していただけに、
その点は少しガッカリ(毒鳥というのがいたのはビックリしたけど)。
学研の大図鑑 危険・有毒生物

出版元:学習研究社
発売日:2003年2月
ページ:240ページ
著者:小川賢一
定価:3,675円(税込)
- 大人でも十分楽しめる図鑑 (2007-12-25)
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子どもの図鑑と並べて書店の棚に置いてあったものを子ども用に購入した。
なぜか子どもは「有毒」の生き物が好きだ。
しかし、この本は子どもだけでなく大人の私も魅了する。
もっともキノコ図鑑だって、「食べられるか・毒があるのか」が知りたくて手に取る人が多いのではないか。
この本のすばらしさは、あらゆる有毒生物を集め、写真付きでかなり詳しく説明していることだ。
一般の人の関心レベルなら、最高の詳しさといってもいいだろう。
そのうえ「にくい」のが、毒の強さをA?Cのレベルで表示していることだ。
有毒生物に興味を持つ人のツボを見事に押さえている。
この方面に惹かれる人はたいてい、恐怖の裏返しとして、「どれくらい危険か」に、
強い関心を持っていると思う。
- 医療機関にもおすすめです (2006-07-21)
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医師ですが、実際に診察室に置いて使っています。
国内で見かける有毒動物・植物をほぼ網羅しており、重宝しています。
写真もきれいですので、患者さんに「どの魚に刺されたのですか?」と聞けますし、
応急手当などの医学的記載もほぼ正確です。一般の方のみならず医療機関や医療関係者にもおすすめです。
(ただし、一般の方はこの本の記載内容を過信せず、できる限り医療機関を受診するようにしてください。)
- これは良い!! (2006-04-28)
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自分はこういう本が大好きなんですが、他のは判りにくかったのが多かったですが、
この本はどういう事をすればどんな作用が出てどうすれば助かるかなど、
どこに棲んでるとかなどが事細かく載っていて便利な一冊です。
海の危険生物ガイドブック

出版元:阪急コミュニケーションズ
発売日:2004年6月
ページ:123ページ
著者:山本典暎
定価:2,520円(税込)
- 良くも悪くも広くて観やすい本 (2005-02-05)
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他に日本自然保護協会の「野外における危険な生物」を参考にしていますが,
本書は取り上げる海洋生物の種類が多く写真が豊富なので購入しました.
役立て方の一つは危険管理.カラー写真があるため実物を見ればソレと分かりますし,
近づく,手を出すのがダメなことは分かると思います.問題は,余りに綺麗に写し過ぎているので,
本物の見難さや隠れ方は伝わらないかもしれません.また,危険性の評価無しにたくさん載っているので,
事前に勉強するつもりならば本当に危険なものを自分でチェックすることになるでしょう.
「見えるところに落ちている割れた茶碗」と危険性が同レベルなモノから載っています.
役立て方のもう一つは生態を知ること.「へぇ,噛むんだぁ」と,
普段ダイビングをしていても気付かないようなことも載っています.
意外な一面を知ることや,著者の体験談など,隅まで読んで面白い本でもあります.
- この本・・・・・・ (2005-01-19)
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実体験や見聞を元に書いてあります。
毒の症例や応急措置の仕方も載っています。ところどころに細かな面白さもあるのでお勧めです。
- 見事な写真です。 (2004-10-12)
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類書のお奨めの本として「野外『毒』本」(山と渓谷社 ISBN4635500268)がありますが、
この「海の危険生物ガイドブック」は、表題通り、フィールドを海に特化した本と言えます。
前書では、海、山、野原の危険動植物250種ほどの写真の掲載があります
(取り上げられている生物種は全体で約400)が、
この本では海の危険生物だけで約230種の写真が取り上げられています。
ダイビング、フィッシング等で海に出かける方は保険代わりに読んでおくことをお勧めいたします。
命に関わるものも多数ありますので、よく見て、頭にイメージを叩き込んでおくのがよろしいかと思います。
また、海にいる「へんないきもの」に興味のある方にとってもたいへん結構な本かと思います。
写真が見事です。また、現場で被写体(つまり危険生物)を、とくとご覧になり、
しかも痛い目にあった人でなければ、書くことのまずできないであろうキャプションも一読に値します。
どうぞご覧くださいませ。
野外毒本 被害実例から知る日本の危険生物

出版元:山と溪谷社
発売日:2004年7月
ページ:263ページ
著者:羽根田治
定価:1,785円(税込)
- セアカゴケグモって日本での死亡例は無いけど、被害例はあったんだな・・と、この本で知りました (2008-12-21)
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アウトドアライフの必需本!・・・と、言ってもアウトドア生活まったく送ってないんですが、 この本を買った時は、たまたま日本の危険生物のことを知りたくて色々物色してたんです。本のタイトルも、ちょっとシャレっ気あるでしょう。日本には動植物、魚介類合わせて様々な危険生物が存在してるんですね?この本の一番の読み所はやはり被害実例でしょう。応急処置で大事に至らなかったケースもあれば、死亡に至ったケースもあり、原因が魚やクラゲで死ぬこともあるのか?・・と怖く思う反面、不謹慎かもしれませんが、新聞の社説なんか読むより面白くてタメになると思いました。それぞれの症状や応急処置の仕方、生息場所や見分け方なども書いてあり、危険生物から自分の身を守る「野外活動編・民間防衛+」の書ですね。
- フィールドワークに必携の書! (2008-08-16)
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野外活動時に危険を及ぼす恐れのある生物、植物を、ここまでわかりやすく、簡潔にまとめて記述された本を、他に見たことがない。
大きく野山と海、2つの危険生物に分類され、それぞれにおいて危険度、実例、症例、被害に遭いやすい時期などが記されている。
ほぼ全てに(白黒ではあるが)写真、もしくは図が付けられ、実際にどんな見た目・特徴なのかが事前にわかるのもgood!
予防策や対処法をしっかり覚えておけば、いざというときに役立つはずだ。
少なくとも私はこれのおかげで、いくつかの危険を回避出来たし。。。(笑)
- 大爆笑!! (2007-04-19)
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これは爆笑です!
よく読むと、毒のある生き物の写真を撮るために、
編集者の肉体を使っているものが散見されます。
「へんないきもの」と同じように、正しい知識と
共に真面目に書かれていながら笑える文章で一気に
読んでしまいました。
不謹慎かもしれませんが被害実例が面白く、何度も
読み返しては笑っています。
製薬会社に勤めていて、ジャングルで新薬物質を
探している友人は即買いしていました。
- 非常に実用的です。 (2004-09-26)
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身近にお目にかかるアマガエル(危険度3)やムカデ(危険度3)をはじめとして、
深く深く自然に入り込むと出くわしかねないナンジャコリャ!
(こういう名前の生物はいません)という生物まで、索引を見るとほぼ400種ほど取り上げられています。
そして、そのうち250種ほどは巻頭カラー写真でご覧になることができます。
図版も多くあります。ですから、危険生物の読本であるだけでなく図鑑としても楽しめると思います。
野外に出る前に読んでもいいですし、持参しても良いと思います。
版型は 19x13x2(各cm単位)で、そんなに大きくありません。
取り上げられている生物1種につき見開き2ページくらいで簡潔にまとめられています。
危険度の大きい季節はいつか?予防法は?実際に出くわしたらその対処法は?
被害にあった場合の応急措置は?など各項目ごとに親切に書かれていますし、
心肺蘇生法、止血法、嘔吐物の除去の仕方、搬送法など連続写真で説明されています。
他の参考文献、関連のホームページの紹介など、至れり尽くせりです。
この本を読み、
現地での情報に謙虚に耳を傾けることができれば「毒」に当てられることはまず無いように思います。
(編集者へ蛇足的一言:、「野外『毒』本」と洒落ているところで、危険生物(危険度1+)として「人間」も入れてはどうでしょうか?)
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