哺乳類図鑑

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世界哺乳類図鑑

世界哺乳類図鑑 出版元:新樹社
発売日:2005年2月
ページ:400ページ
著者名:ジュリエット・クラットン=ブロック
翻訳:渡辺健太郎
定価:3,990円(税込)
役には立つ。ただ思想的に。。。 (2008-02-14)
全ページ光沢紙を使っているので写真がとても綺麗で、見た目よりも重量がある本です。 著者のジュリエット・クラットン=ブロックは元ロンドン動物学会という事で、 動物の配分的には、比較的欧米中心といえると思います。 問題は絶滅危惧種に対する危険の叙述で、特に鯨類に関して欧米エリアでの漁に対しては「捕鯨」または「捕らえる」、 それ以外のエリアでの漁に対しては「虐殺」または「殺す」と叙述されており、自己中心的な恣意性があって、とても科学的姿勢とは思えません。 また知能の発達した動物に対する偏向的な扱いもあり、「キリスト教圏」の特殊性も感じられます。 ただこの書は図鑑ですので、その様な思想が僅かにあるからと言って悪書なわけではなく、 哺乳類4500種のうち450種を紹介している希少な書物で、 哺乳類の多様性を学ぶことには十分に役に立つ良書だと思います。 蛇足ですが、できれば日本人が新しい図鑑をリリースして欲しいと思います。
ライオンの扱いが・・・ (2007-08-25)
基本的に良い本です。ただトラやアフリカゾウ等が見開き2ページなのに比べライオンは1ページと扱いが悪いです。 ハイエナやヒョウ、いやもっとどうでもいい小動物でも2ページ使っているものがあるのに・・・。 体長や体重もトラに比べて控えめなような気がします。ライオン好きは他の図鑑にした方がいいかもしれません。
大人にも、子供にも。 (2005-05-19)
小学生の息子の調べ学習用に購入しました。 子供用の動物図鑑では足りないというので、大人向けの本から探したのですが、 これは、わかりやすい文体で、キレイなカラー写真を見ながら理解でき、しかも、 他の同じような図鑑と比べても解説がたっぷり。選んで正解でした。  また、「絶滅危惧種」などの生息状況も載っているのですが、こんなにもたくさん、 有名な動物たちにさえも絶滅の危機が迫っているなんて、親子ともどもビックリ。 はじめは、学名まで書かれているような大人の図鑑は本格的すぎるかな、と思っていたのですが、 意外にハマって、ちょっとした隙に手に取っては少しずつ読んでいます。 ハンドブックサイズなのも良いです。 今後、同じシリーズの「恐竜博物図鑑」も揃える予定。

日本の哺乳類

日本の哺乳類 出版元:学習研究社
発売日:2002年3月
ページ:256ページ
著者名:小宮輝之
定価:1,995円(税込)
日本の哺乳類 (2008-11-16)
写真がきれいで,見やすく,フィールドに持っていくのにも十分である。 普通種から,カワウソのような絶滅種やセンカクモグラのような滅多にお目にかかれない種までを網羅しているのは特筆に値する。 和名が出ているのは当然だが,ちゃんと学名も掲載されているので,和名だけでは分かりにくい別種か亜種かの確認ができるのは,ちょっと実用的な目から見れば,ありがたい。繁殖時期が一覧表になっているのも,またしかりである。
いいですねえ (2007-08-17)
 コストパフォーマンスは抜群. お値段のわりには,写真・解説その配置を含め,すばらしいものです.また,全体の構成もよく考えられており,大図鑑は必要ないぐらいです.すばらしい. 残念なのは,ほかの日本の図鑑と同じように,学名が粗略に扱われていること.学名インデックスがない! 亜種名なんかバンバン出てきますが,亜種とした意味がわからない.フィールド図鑑ですから,学名なんかに場所を割けないのはわかりますが,あえて亜種を書くんだから簡単でもいいからその説明が欲しい.説明を示すための空間的余裕がないんだったら,最低でも記載者名(記載年)がほしい.もちろん,その記載論文が引用文献として明記されていることは本来必要ですが,そんなことをしている日本の図鑑はないので,いま,そこまで要求するのは酷かも知れませんが,学名は単なる符丁ではなく分類体系そのものですから,図鑑には本来必要なものです. この本の責任ではありませんが,学名を粗略に扱うから日本の図鑑は世界的な図鑑・分類体系といつも矛盾が生じているのだとおもいます. もっとも,文部省および学会重鎮指定の「ウシ目」や「ネズミ目」を拒否して,本来の分類名にちかい「偶蹄目」や「齧歯目」を採用している点は,評価したいと思います.
日本産哺乳類図鑑のニューフェイス (2002-04-19)
いわゆるフィールド図鑑の価格帯の新しい哺乳類図鑑ですが、これは結構いけます。 まず、日本産哺乳類を完全網羅していること。 過去に、誤って日本近海に流されてきたことしかないホッキョクグマまで掲載されています。 そして、トドなどの鰭足類や、鯨類も掲載されており、哺乳類についてはコンプリートです。 次に、足跡(とくに雪上の足跡)や糞などフィールドサインについての写真がしっかり載っていること。 したがって、現物に出会えなくても、フィールドサインだけで動物を知ることも可能な本になっています。 そして、北海道と西南諸島など特殊な地域をわけてあること。 したがって、本州などで使うときに、北海道産の哺乳類が邪魔になりません。 これは、使ってみると結構心憎い気配りです。 解説も適切な分量で、こういう図鑑はいままでなかったのではないかと思います。 同種の図鑑と比べると、価格もふくめお手軽なことと、読み物としても楽しめ、装丁もしっかりしていてお買い得かも。
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