植物図鑑

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日本の野生植物

日本の野生植物―草本 出版元:平凡社
発売日:1985年2月
ページ:1134ページ
編集:佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎・亘理俊次・冨成忠夫
定価:8,190円(税込)

日本に自生する草花ほぼ全て2000種以上掲載の植物図鑑。 前半の写真部には生育環境における花の写真が、 後半の解説部には似た種の違いなどがとても詳しく書かれています。 大きさはほぼDVDジャケットサイズ、分厚くて持ちやすく、装丁もしっかりしている風格の漂う図鑑です。

フィールドワーク専用 (2005-08-17)
「日本の野生植物」は当時の植物研究の粋を集めたものだったが、残念ながらいささか重く、 全てを持ってフィールドワークに出かけるには不向きだった。 (それでも車に全巻を詰め込んで歩く猛者もいたが)このため、「日本の野生植物」をもとに、 検索表はそのまま使い、写真と図版は収録。解説を圧縮することで持ち運べるサイズにしたのがこのフィールド版である。 当時の方針として、フィールド版の解説は適当に編集が文字を削るのではなく、 各分担執筆者が文字数の制限と戦いながら新たに原稿を書いていたように記憶している。 ぜひ、研究者や学生、ハイアマチュアの方たちに利用して欲しい図鑑だ。
ほとんど草本を携帯可能な一冊に凝縮 (2005-03-03)
卓上版3部冊を写真の縮小化、解説の簡略化することにより1冊にまとめて携帯可能にしたもの。 卓上版は1冊あたり一万数千円もしますから、お買い得感が大きいです。 携帯用といっても1000ページ超でやや大きく感じますが、 一冊でほとんどの草本が掲載されている写真図鑑はこの本をおいて他に見あたりません。 解説は必要最小限で植物の生態を知るには不十分です。 したがって、この本は種の同定用図鑑として割り切った作りといえます。
携帯用ではありえない (2003-12-10)
フィールド版ではない「日本の野生植物―草本」は見たことがあったが、 このフィールド版は大きさは小さいものの、書いてある内容は、ほとんど省略がない(大事なところをちゃんと押えている)。 携帯するにはこれがぎりぎりのサイズだが、一冊ですむので、かえって良かったりする。 家でじっくり見てもよし、外で調べるのも良い。かなり厚い本なので、製本はきっちりしているものの、 破損した友人もいたので、大事に使ってください。
携帯用の図鑑として最適 (2003-02-20)
フィールド版の木本編もいいが、草本編はさらにおすすめ。 値段も手ごろだし、検索表も載っている。あとは、シダのフィールド版が出版されるのが待ち遠しい。

野外観察ハンドブック シダ植物

シダ植物 出版元:全国農村教育協会
発売日:2006年4月
ページ:134ページ
著者:村田威夫・谷城 勝弘
定価:2,000円(税込)
真面目で教科書的なハンドブック (2006-09-27)
シダの基本的な知識、分類、扱い方の3部構成の、すっきりしたガイドブックです。 群生写真・生態写真などはこんな場所にこんな種が、と現場で見分けるのには便利でしょう。 シダの分類には重要な胞子のうの拡大写真なども綺麗です。 いろいろな事柄をコンパクトにまとめてあるので、教科書的な雰囲気です。 著者は元千葉県の高校教諭と現教諭、とのこと、勤務する高校の構内で調べたり、 生徒に教えたりしたことの集大成といったところでしょうか。 残念なのは、図鑑のところどころ大きさの記載が抜けていること(p68ホウライシダ、p69オオバイノモトソウなど)と、 撮影日時の記載が欲しい写真があることなど。 胞子のうができる季節が限られている種もあります。 芽吹きの展開の経過写真も興味深いものですが、これも季節があると思いますので、 おおよそでよいので撮影の期日をいれてほしいと思いました。。 大変具体的で面白い部分もありました。 例えば「標本の保存にはトマトの箱が便利」などは、 すぐに実行できる具体的な(もしかして地元に密着した?)記述だと思います。 新聞紙四つ折のサイズで丁度よいのでしょうね。 全体を通し、真面目にきちんと書かれています。 「こんなことが面白い」「こんなことがわかったら」と引き込むところを書いて下さったらもっとよかったな、 と思いました。 シダには雑種が野生でもみられるという話などは、 掘り下げていけばいろいろと面白い話題に繋がりそうです。 何故雑種ができやすいのでしょうか?コメやムギでは雑種や倍加が重要な進化の過程と言われていますが、 それと繋がりはあるのでしょうか? そんなこともちょこっと触れられていたら「観察」からその次へ、の広がりがもっとでたのでは、と思います。
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