小さな生き物図鑑

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日本産アリ類全種図鑑

日本産アリ類全種図鑑 出版元:学習研究社
発売日:2003年6月
ページ:196ページ
著者:アリ類データベースグループ
定価:7,350円(税込)
アリ図鑑の決定版 (2008-05-07)
アリを勉強する人は、必携です。日本産のアリの写真が掲載されています。 アリの写真はとても鮮明できれいです。分布や特徴も詳しく書かれています。 巻頭には、アリの形態、アリの生態、系統樹、分類のための検索など、アリ学の基本が抑えられています。 これからアリ学を学ぼうとする人には、とても良い本です。 大型本で、野外に携帯するには不便ですが、これだけ、 きれいな写真をたくさん載せるとなると致し方ないかもしれません。 ありに興味のある人は眺めているだけでも、アリってこんなに色々な種類がいたんだと感心させられます。 狭い分野ですが、追及すると面白い本です。
ネット版が有っても本の図鑑は必携 (2007-08-20)
この図鑑はネットで公開されて、しかもネット版のほうが新しい情報に更新されている。 しかしあえて本の図鑑を買う意味は、検索表が使えることと、素早く多数の種類のアリを比較できる点だ。 またアリの生態についての記述も魅力的だ。 検索表は本の図鑑にしか掲載されていない(と思う)。 写真を見ただけではどれも同じように見えてくるが、 検索表で丁寧にたどって、手元のアリがきちんと同定できた。 検索表を使う過程で同定のポイントがだんだんと頭に入るように思う。 ただ図鑑が大きく操作しにくいのが難点だ。できれば一回り小さくして欲しかった。 日本産の全アリの種類を網羅した図鑑で鮮明な写真と検索表がついていて、 これだけで日本という文化の中で生きていることをありがたく思う。

タカラガイ・ブック 日本のタカラガイ図鑑

タカラガイ・ブック―日本のタカラガイ図鑑 出版元:東京書籍
発売日:2007年3月
ページ:215ページ
著者:池田等・淤見慶宏
写真:広田行正
定価:3,570円(税込)
ビーチコーマー必携の書 (2007-12-01)
葉山しおさい博物館館長池田 等さん等によるタカラガイ・ブックが刊行されました。 題名はタカラガイ・ブック、副題は日本のタカラガイ図鑑です。 題名をタカラガイ・ブックとしたのは単なる図鑑ではないと言う、内容に対する強い自信が窺われますし、 まさにその通りだと思います。 まず、「タカラガイとは」と「世界のタカラガイ」の美麗な図版で、 網羅すべき所は疎漏無くしっかりと決めています。 ページの構成は、1種に見開き2ページが割り当てられている。 日本のタカラガイ88種の分布図、全てではないが、鮮明な生態写真あるいは変異の写真と説明を左ページに配し、 見開き右ページに成長過程を、アングルを変えて示してあります。 とても見やすくて、内容も判りやすく、これまでに無い完成された図版になっています。 特に全ての種の成長過程を示してあるのは、著者のタカラガイに関する本が、 他の図鑑類に比べ最も優れている所で、これまでにどれだけ努力して標本を集めたか苦労のほどが察しられます。 勿論、「世界で初公開」です。88種の記述の後にはタカラガイのフリーク(奇形)が楽しめます。 ビーチコーマーにとっては、海岸で拾えるタカラガイ32種の摩耗の過程は特に参考になるのではないでしょうか? 要するにツルピカタカラガイに対するボロタカラガイの各種フェーズですね。 潮騒ガイドブック、三浦半島のタカラガイ(1)、1995、(2)、1996と併せて、 座右の書として奨めたいと思います。
タカラガイ・ブック (2007-10-15)
今までの図鑑の中では、成長過程を紹介しているものがあまりなかったので、 種が確定できずにいたものが多かったのですが、この本はかなり細かく出ていて大分参考になりました。 欲をいえば、もう少し価格が安いと嬉しいです。
美しく面白いタカラガイの世界 (2007-04-16)
これまでタカラガイを扱った本と言うと、貝類を網羅した大型図鑑か、 あるいは洋書か、いずれにせよ高価だったり手に入りにくかったりでした。 そんな中、タカラガイだけを専門に扱った本が出版されるという事はとても嬉しいです。 色んな方向から撮影された写真だけでなく、時間の経過によって変化したものを並べてみたり、 また生時写真も載っていたりと内容も充実しています。 また、種類を載せるだけでなくコラムもあったりしてタカラガイ好きを飽きさせません。 図鑑としてもきちんとしているし(分類・生態)写真を眺めているだけでも楽しい本です。 ただ、やはり3000円以上するのは高すぎると思います。 それでも図鑑や洋書よりは手に入りやすい良心的な値段なのですが、それさえなければ文句なしの☆5つです。

日本のクモ

日本のクモ (ネイチャーガイド) 出版元:文一総合出版
発売日:2006年12月
ページ:335ページ
著者:新海栄一
定価:4,410円(税込)
写真は素晴らしい! (2007-01-20)
クモについてほとんど知らない人にぜひお勧めしたい1冊です。 この本の素晴らしい生態写真を見ていると「こんなクモもいるの!?」とクモに凄く興味が出てきます。 しかし、クモの名前を調べるには使い勝手が悪そうです。 インパクトのあるクモなら絵合わせで同定は出来ますが、 多くのクモは外見が似ているのでこの本で名前を調べるのは難しそう・・・ 研究者向きではないですが、一般向けとしてはお勧めできます。
久々のクモの専門書 (2006-12-09)
この565種類もの日本のクモが全てカラー写真で掲載され、 普通は雌グモしか掲載されない図鑑が多かったが、雄や幼体の写真も掲載。 網を張るクモ、張らないクモ、網を張るならどんな形か、そして捕食行動や分布まで詳しく書かれている。 初心者はもちろん、プロの研究家まで使えて、この価格はかなりお買い得な図鑑であろう。 2006年に発刊された図鑑の中でも最高傑作!

土の中の小さな生き物ハンドブック

土の中の小さな生き物ハンドブック 出版元:文一総合出版
発売日:2005年10月
ページ:78ページ
文・写真:皆越ようせい
監修:渡辺弘之
定価:1,470円(税込)
中3理科「土の中の生物」の補完に最適 (2009-08-14)
中学3年の理科で「土の中の生物」について学習することになっているが、 ふだん、あまりなじんでいない生物も多く教科書に取り上げられるので、 学習者に具体的なイメージを定着させるには最適の本であると思う。 本のサイズやページ数に比して多少割高の感は否めないが、 想定される発行部数や販売数を考えるとどうしようもないのかもしれない。 むしろ、このようなテーマで良質の写真を並べた一般書が販売されていることを喜ぶべきなのだろう。 決して数が出ることのなさそうな本ではあるが、簡単には絶版にしてほしくない好テーマの書である。
朽木掘りの友 (2006-02-19)
雑木林で朽木をひっくり返した途端に繰り広げられる蟲ワールド、 この本にはそんな輩が大集合です。 東京近郊のちょっとした空き地や雑木林でも見られる種類(でも 普通の図鑑にはなかなか掲載されていない)を中心に、きれいな写 真で食べ物や大きさ等の情報がわかり易く紹介されています。朽木 掘りに行く時に勿論この本を携帯して行けば、あなたも蟲博士にな れます! 枯葉や動物の死骸・排泄物を豊かな土にリサイクルにしていく裏 方の蟲達の存在を、この本を通して是非子供さん達にも知ってもら いたいと思います。「汚いから土を触っちゃ駄目」、なんて言わな いで・・・ 土をいとおしく思えるような一冊ではないでしょうか。
小さな生き物の息吹を感じる本 (2005-10-28)
ふだん目にしたことのない、あるいはそんなに一生懸命みたこともない、 もしくは見るのも勘弁!という生き物たちのオンパレード。 ぞくっとするもの、アップになると可愛いじゃない♪というものもいっぱい。 写真も選びに選んだものなのでしょうどの生き物も一生懸命生きているんだ!と感じさせる本簡潔な説明文も、 環境のわかる背景もいいなぁ。 思わず落ち葉の山をめくって探したくなるようなインパクト大の内容です。 華やかな蝶や、立派な甲虫だけが虫じゃない、こんな生き物もいるんだぞ! 「へんないきもの」もいいけれどこういう見逃しがちな生き物の存在も心にとめなければいけないなと しみじみ感じました。 図鑑でありながら影のテーマはまさに「生き物賛歌」さすが!私の愛読書「BIRDER」の出版社の本。 鳥や生き物に強い出版社ならではの、余裕のある視点に乾杯したくなりました。 こういう本って、いろんな生き物の生態を知るうえでもとても貴重だと思います。 生態系や環境教育に興味のある人は必携ですね。
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